
Classic Editorを使っていますが、サポートはいつまでですか?詳しく教えてください。
こんなお悩みにお答えします。
- Classic Editorはいつまで使えるか?
- どうしてClassic Editorが使えなくなるのか?
- Classic Editorが使えなくなった時の対処法は?

今回はClassic Editorがいつまで使えるのか、サポートが終了したらどうすればいいのかを解説します。
Classic Editorはいつまで使える?【結論:2021年まで】
Classic Editor(クラシックエディター)はWordPress 5.0 へのアップデートにより、Gutenberg(グーテンベルグ)という新しいエディターになりました。
しかし、Gutenbergの新エディターには「ブロック」という概念が新たに加わったことで操作が難しくなりました。そのため、多くのユーザーはWordPressを旧エディターに戻すためにClassic Editorのプラグインを使用しています。
とはいえClassic Editorのプラグインにはサポート期間があります。
WordPressの公式サイトではClassic Editorのサポートは2021年12月31日までと告知されています。
Classic Editorが使えなくなるのはGutenbergの機能が充実したから
Classic EditorはWordPressの標準エディター「Gutenberg」よりも使いやすいと言われているのにサポートが終了するのはなぜでしょうか?
理由はGutenbergのアップデートが進み、2つの変化があったからです。
- 便利な機能が増えた
- テーマやプラグインへの対応が進んだ
便利な機能が増えた
Gutenbergのブロックエディター機能は、リリースから1年以上がたち便利な機能が増えました。
HTMLやCSSの知識なしでリッチなサイトが作れたり、ブロックの再利用ができたりと従来よりも高機能なエディターに進化を遂げています。
テーマやプラグインへの対応が進んだ
Gutenbergがリリースされた当初に比べテーマやプラグインへの対応が進み、便利な機能が簡単に利用できるようになりました。
これもテーマやプラグインの開発者による日々の研究・開発の成果です。
以上のことからGutenbergはWordPressの標準エディターとして日々進化を続けていることがわかります。つまり、Classic Editorのサポート期間の2021年12月31日までというのはGutenbergへの移行期間のようなものです。
Classic Editorが使えなくなった時の対処法
Classic Editorが使えなくなった時の選択肢は以下の2つです。
- Gutenbergのエディターへ移行する
- Classic Editorに代わるプラグインを利用する
Gutenbergのエディターへ移行する
WordPress 5.0 からGutenbergが標準のエディターになっていることもあり、Classic Editorのサポート終了に伴いGutenbergへ移行して使う選択肢があります。
Gutenbergの操作に不安がある人は【初心者向け】Gutenbergの使い方を画像付きで解説を参考にしてください。
Classic Editorに代わるプラグインを利用する
Classic Editorは有志によって公式に提供されているプラグインですが、それとは別にDisable Gutenbergというプラグインを使ってClassic Editorを利用することができます。
このプラグインは、新しいグーテンベルクエディター(別名ブロックエディター)を無効にし、クラシックエディターに置き換えます。グーテンベルクを完全に無効にすることも、投稿、ページ、役割、投稿の種類、テーマテンプレートを選択的に無効にすることもできます。さらに、グーテンベルクのタグやメニュー項目などを非表示にすることができます。
まとめ
今回はClassic Editorがいつまで使えるのか、サポートが終了したらどうすればいいのかを解説しました。
本記事のポイントは3つです。
- Classic Editorのサポートは2021年12月31日まで
- 状況によっては2021以降もサポートする可能性あり
- Classic Editorに代わるプラグインもある
上記のことから、Classic Editorが完全に使えなくなるということは考えにくいのでGutenbergに無理して慣れる必要はありません。
ぶっちゃけ自分に合ったエディターを使うのが一番です。
今回は以上です。