
最近ブログを始めました。Googleアナリティクスの基本的な使い方が知りたいです。教えてください。
こんなお悩みにお答えします。
- 初心者がマスターしておきたい7つの機能を解説
- Googleアナリティクスで使うべきレポートの見方
- Googleアナリティクスを使ってSEOに役立てる方法

今回は初心者がマスターしておきたいGoogleアナリティクスのポイントを解説します。
Googleアナリティクスの使い方【初心者がマスターしておきたい7つの機能を解説】
Googleアナリティクスとは、
Googleが提供している無料で高機能なアクセス解析ツールのことです。
このツールを活用することでWEBサイトの運営に必要なデータをチェックすることができます。
Googleアナリティクスでなにができるの?
Googleアナリティクスでできることは
- 性別・年齢・地域などのユーザー情報の収集
- 検索・広告・SNSなどからの流入元のデータ収集
- ユーザーが最初に見たページの把握
- ユーザーによく見られているページの把握
- ユーザーがサイトを離れたページの把握
具体的には上記のデータを分析することができます。

Googleアナリティクスのアクセス解析をもとにサイト内の直帰率の高いページの把握や改善に役立てたりします。
Googleアナリティクスで使うべきレポート機能は7つ
僕がブログ運営を始めてから毎日使っている機能をご紹介します。
- リアルタイム > 概要
- ユーザー >ユーザフロー
- ユーザー > モバイル > 概要
- 集客 > 概要 > すべてのトラフィック > チャネル
- 集客 > 概要 > ソーシャル > ユーザーフロー
- 行動 > 概要
- 行動 > サイトコンテンツ > ランディングページ

このレポート機能を使うと何がわかるの?

たとえば書いた記事がちゃんと読まれているのか、関連記事へうまく誘導できているのかなど把握できるのですぐに改善策が打てます。
Googleアナリティクスで使うべきレポートの見方
ここからは僕が毎日使っている機能の見方を詳しく解説していきます。
用語の意味も一緒に説明するので難しい言葉が苦手なひとでも大丈夫です。
リアルタイム>概要
この画面ではリアルタイムでアクセスしている人数やページが確認できます。
トレンドなどでアクセスが急増した場合は
リアルタイム > 概要 で確認できるので集客を狙った記事がうまくいけば数字に反映されます。

書いた記事をSNSで拡散してすぐに反応があるか、読まれやすい記事の傾向を把握したりするのに使っています。
ページビュー(PV)はユーザーがサイト内で閲覧したページ数のことです。10ページ閲覧すればカウントは10となります。
ユーザー>ユーザフロー
行動 > ランディングページを選ぶと、
サイトを訪問した人の閲覧したページの遷移を見ることができます。
実際にブログを見に来てくれた人がどんな行動をしているのかがわかります。
1ページだけみて離脱する傾向にあるときは関連ページに誘導する記事を増やすとサイトから離脱されにくくなります。
ユーザー>モバイル>概要
PC、スマホからのアクセス状況を見ることができ
desktop(パソコン)・mobile(スマホ)に分類されます。
セッションはユーザーがサイトを訪問してから離れるまでの一連の流れです。何ページ見ても1回の訪問なら1とカウントされます。サイトから一度離れて再訪問したときのセッションは2になります。

ブログ開始当初はスマホからの流入が少なかったので、SNSを活用してアクセスを増やすようにしました。
集客>概要>すべてのトラフィック>チャネル
ブログを始めたばかりのひとは、
- Organic Search(GoogleやYahoo検索から経由)
- Direct(ブックマークなどからの直接アクセス)
が大きく割合を占めています。

僕のブログも実際そうでした。こちらがブログを始めて1ヶ月目のグラフです。Organic Searchが8割を占めていました。

そのあとにTwitterを運用して少しずつSNSからの流入が増え、8割ほどあったOrganic Searchが6割になって極端な偏りは改善しました。これはブログを始めて6ヶ月目のグラフです。
Organic SearchやDirect以外にも分類がいくつかあるので補足します。
- Social(SNS経由。Facebook・Twitter・Instagram・YouTubeなど)
- Referral(参照元。SNS以外からの他サイトのブログ記事のリンクなど)
- Display(Googleアドセンスのようなwebサイト広告)
- Email(メール経由でのアクセス)
- Other(その他)
特殊なものにはPaid Search(有料検索)があります。
Amazonで検索すると一番上に表示されている広告です。
\こんなやつ↓/
ここではどのメディアからアクセスされているか一目でわかるので集客方法の改善などアクセス数アップにつながるヒントを得ることができます。
集客 > 概要 > すべてのトラフィック > 参照元/メディアでは
チャネルで確認したアクセス元をさらに細かく見ることができます。
集客>概要>ソーシャル>ユーザーフロー
ここではSNS経由でどのページにアクセスがあるか確認できます。

Twitterからアクセスが伸びているか、運用がうまくいっているかここで確認しています。
行動>概要
ここでは全体のPV、平均滞在時間、直帰率などがわかります。

ページ滞在時間を伸ばしたいときは記事の質を上げる必要があるので読者の悩みを解決できる記事になっているか?事実だけじゃなく意見や提案ができているかを工夫するようにしています。
直帰率はサイトを訪問した人が1ページだけ閲覧して離脱した割合です。内部リンクをクリックして他のページに飛んだ場合は直帰になりません。
行動>サイトコンテンツ>すべてのページ
ここではページごとに細かいデータが見れます。

ページ滞在時間はサイトを訪問した人がページを閲覧した時間のことです。滞在時間が長いほどそのページがよく読まれているとも言えます。
行動>サイトコンテンツ>ランディングページ
サイトを訪問した人が初めに閲覧したページがわかります。
行動>サイトコンテンツ>離脱ページ
ここでは離脱率が高いページがわかります。

離脱率が高いページが多いとサイト全体の質が低下してしまうかもしれないので改善する候補になります。
離脱率はサイトを訪問した人が最後に閲覧したページの割合です。離脱率が高いページ以降は他のページが閲覧されていないということがわかります。
Googleアナリティクスの使い方(SEOに役立つ2つのレポート)
Googleアナリティクスで使うべきレポート機能で
紹介した7つ以外にもサイト改善に役立つ機能が2つあります。
- 行動>サイトの速度>概要
- 行動>サイトの速度>速度についての提案
上記の二つです。
簡単に言ってしまうとサイト全体の読み込み時間と表示速度をチェックする機能です。
ページ表示速度はSEOにも影響し、
クリックしてからの待ち時間が3秒以上かかると離脱率が上がる傾向にあります。

容量の大きい画像を記事内にたくさん使っていて表示が遅いなと思ったら画像軽量化ツールなどを使うと改善されやすくなります。
行動>サイトの速度>概要
読み込み時間、サーバーの応答時間、表示速度関連のデータが見れます。
補足すると、平均読み込み時間はサイトを訪問した方の総待ち時間のことです。
読み込みがスタートしてから表示されるまでの全体の時間といったほうがわかりやすいですね。
ほかには
- サーバーの応答時間(サーバーの負荷が高くなると数字が大きくなる)
- ページの平均ダウンロード時間(画像が最適化されていないと大きくなる)
などがあります。
行動>サイトの速度>速度についての提案
平均読み込み時間、Page Speedスコアが見れます。
【Page Speedの提案】の下に「合計〇個」の項目があるので
クリックすると「PageSpeed Insights」のサイトに飛ぶことができます。
PageSpeed Insights は、ウェブページのコンテンツを
解析してページの読み込み時間を短くするための方法を提案してくれます。
まとめ
今回はGoogleアナリティクスのマスターしておきたい7つの機能を解説しました。
正直なところGoogleアナリティクスは
機能が多くて難しいので特に初心者のうちは見てもわかりません。
ここまでご紹介した7つの機能をマスターすれば
初心者でもブログ運営で改善する点が見えやすくなると思います。
ブログ記事やアフィリエイトの記事を頑張って書いても
読まれていないと収益につながりにくいので下の記事もあわせて読んでみてください。

今回は以上です。