
WordPressの管理画面でPHPが古いバージョンなので更新してくださいと表示されました。どうすればいいですか?教えてください。
こんなお悩みにお答えします。
- WordPressのPHPを古いバージョンから更新する方法
- WordPressのPHPを更新すべき理由を解説

今回はWordPressの管理画面でPHPの更新を求められたときの対処法を解説します。
【重要】WordPressのPHPを古いバージョンから更新する方法
つい先日のこと
WordPressのダッシュボードをみると
サイトヘルスステータス上に改善項目が表示されていました。
サイトが PHP の古いバージョン (7.2.29) を実行しており、更新をおすすめします
どうやら使用しているPHPが古いバージョンのようです。

え・・どうすればいいの?
初めてのことで戸惑いましたがとりあえず対処に動きました。
「サイトが PHP の古いバージョン (7.2.29) を実行しており、更新をおすすめします」の内容
サイトヘルスステータスの詳細には以下の内容が記載されていました。
PHP は WordPress の開発や保守に使用されているプログラミング言語です。PHP の新しいバージョンはより高速で安全なため、最新の状態を維持することにより、サイトの全体的なパフォーマンスとセキュリティが向上します。PHP の最低推奨バージョンは7.4です。
上記の内容から
PHP の新しいバージョンにすると高速で安全になるので、最新の状態を維持してください。
サイトのPHP の最低推奨バージョンは7.4ということがわかりました。
サイト全体のパフォーマンスとセキュリティにも関係してくるので早めに対処しておきます。
「サイトが PHP の古いバージョン (7.2.29) を実行しており、更新をおすすめします」の原因
原因はサイトヘルスステータスにも表示されている通り
サイトが PHP の古いバージョン (7.2.29) を実行しているからです。

どうして古いバージョンではだめなの?
PHP の最新バージョンにする理由
理由は5つあります。
- Web サイトがより速くなる
- Web サイトがより安全になる
- 速いWordPressサイトは検索エンジンに高く評価される
- 速いサイトは訪問者の滞在時間が長くなる
- 高いセキュリティを保つサイトはハッカーに対してより安全
PHPを最新バージョンにすると
以前のバージョンに比べてパフォーマンスが最大で3倍〜4倍向上します。
PHPは非常に人気があるため、ハッカーの標的になりやすく
PHP のアップデートは WordPress サイトの安全性にとって非常に重要です。
そのほかのPHPを更新すべき理由はWordPressサポートで見れます。
「サイトが PHP の古いバージョン (7.2.29) を実行しており、更新をおすすめします」の対処法

PHPのバージョンを更新したほうがいい理由はわかったけど具体的にはどうすればいいの?

PHPを更新するにはあなたが使っているレンタルサーバーの管理画面から行います。今回はエックスサーバーを例にPHPを更新する方法を解説していきます。
エックスサーバーを使ったPHPの更新方法
エックスサーバーの管理画面を開く
【PHP Ver.切替】をクリックします。
※ドメインが複数ある時は対象のドメインを選んでください。
ドメイン単位でPHPのバージョンを切り替える
PHPのバージョンを選びます。
※推奨バージョンは時期によって変わります。現在はPHP7.4.4が推奨されています。
推奨されているバージョンを選んだら【変更】をクリックします。
PHPのバージョンが【PHP7.4.4】に変更できました。
サイトヘルスのメッセージがなくなればOK
ダッシュボードのサイトヘルスから
サイトが PHP の古いバージョン (7.2.29) を実行しており、更新をおすすめします
のメッセージが消えました。
以上が、WordPressのPHPを古いバージョンから更新する方法でした。